2017年05月11日

16年目にタンゴ。

( ´ω`){コニチハ


今月から手習い歴16年目に入ります。とうとうエレクトーン歴と並んだ。(あれ?越えたんだっけ?)....よくぞここまで続いたもんだよ。しみじみ。


そんな16年目のとっぱなに取り組むレパートリー曲は、アストル・ピアソラの『リベルタンゴ』
これ、大好きです。
ちょっと邪道系かもですが、Bondっていうヴァイオリン・カルテットのバージョンが、私にとっての長年のバイブルで。


初めてちゃうかな、タンゴやるの....昨日のレッスン後にもセンセイとお話していたんですが、マイナー調のラテン曲って、なんか魅力的と言うか。いろんなタイプの曲が入っているCDをかけた時、私が「あ、これいいなあ」と思うのは、ほぼ必ずと言っていいほどマイナー調のラテン。日本人の感覚に合う曲調なのでしょうか。


『リベルタンゴ』って、スペイン語で『自由』を意味する『リベルタ』と、『タンゴ』を組み合わせた、ピアソラによる造語なのだそうです。


アルゼンチン生まれのピアソラは、従来とは違った新しい味付けのタンゴを生み出そうと、クラシックやジャズなど、いろいろなジャンルとの融合を試みる音楽活動に身を捧げたのですが、やはりそういう斬新な音楽って、古典的なタイプを好む人からは拒否される事も多くて。でも現代音楽の分野においては、彼の音楽の評価は高いようです。また、タンゴの敷居を(いい意味で)下げたという意味では、彼の功績はとても大きかったのかなと。本来はバンドネオンの曲だけど、今ではヴァイオリン演奏での定番だし、知名度もすごく高いですもんね。


しかしこれ.....サックスで吹くと、アーティキュレーションが鬼(泣)
スラーとスタッカートが交互に出てくるんスよ。
サックスのアンブシュアをご存じの方にはおわかりいただけると思うんですが.....舌がレロレロします(笑)


これまでまったく意識せずに聞き過ごしていた事なんですが、今回調べてみて「おお、そうか!」と思った事が。
自分用のメモとして、ここに書いておこうと思います。


この曲って、アクセントの置きどころが個性的なんですね。


1小節が8拍で構成されている場合って、『4拍+4拍』に区切って、1拍目と5拍目にアクセントを置くのが一般的なんです。古典的なタンゴも、こういう『4拍+4拍』でリズムを刻んでいく事が多いようで。


でもこの『リベルタンゴ』では、8拍を『3拍+3拍+2拍』とカウントする。こうする事によって、ピアソラ感というか、『リベルタンゴ』感が出ると。なるほど。そう言えばそうだなあ。無意識に「うおー、かっこいいなこの曲!」と思って長年聴いていましたが、実はそういう仕組みになっていたんですね....(え、もしやこれって音楽の世界では一般常識?・汗)


何事にもとらわれない「自由」とか、斬新さを否定された事に対する「反発心」とか、心の中にモヤーッと巣食っていた、音楽に対する思いの「解放」とか、そういったものを、タンゴを使って表現したのかな....と、解釈してみました。『3+3+2』という個性的かつ挑戦的なアクセントも、型にとらわれない音楽を追求して生まれた産物の一つ....なのかなあ。


そういうイメージを汲むと「バンドネオンじゃなく、どんな楽器で演奏したっていいじゃない」っていうのも、ある意味『リベルタンゴ』のコンセプトに合ってるし、そういう自由さが曲に込められているからこそ、こうしていろんな演奏家によっていろんな味付けでカバーされて、広く親しまれているのかもしれんなあ、と思いました。


....という訳で。
吹くの難しいから練習しよ(笑)

posted by Amanda at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | アルト練習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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